太陽光発電比較探検隊

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ソーラーパネル(太陽光発電)の発電量を最大化するためには?

折角設置したソーラーパネルも、その性能がいかんなく発揮されなくては十分な発電量を得ることはできません。

 

導入を初めて検討される方ならば、やっぱり暑い地域が有利?雪国での設置は辞めた方が良いの?など地域性における特性にな疑問をもたれることとなるかと思います。

 

そこで今回は、ソーラーパネルの発電量を最大化するために必要な構成要素をご紹介しつつ、発電効率を上げるための条件について解説していきたいと思います。

 

発電効率を上げる条件の構成要素について

 

現在、ソーラーパネルは様々なメーカーから各社特性を持つものが販売されており、選択するメーカーによってソーラーパネルの発電量にも影響を及ぼすこととなりますが、それ以前にソーラーパネルの発電量を上げるための諸処の条件が存在します。

 

ですから、これら条件の構成要素をよく理解することで、ソーラーパネルの発電量の効率化を図ることも可能なのです。

 

その代表的な条件要素には、

 

@太陽光の日射量

 

A気候条件

 

B屋根の大きさ

 

C設置する方角

 

D日陰となる時間

 

などが挙げられます。

 

ソーラーパネルの発電量は太陽光に一番影響されることは言うまでもない事実です。

 

ですから、太陽光量に影響を与えると考えられる@BCDはソーラーパネルの効率的な発電量を得る上で重要なポイントとなってくるのです。

 

一般的には一年を通して日照時間が長く、気温の高い方が有利な条件となるために、北海道よりも九州や沖縄の方が発電量は多くなると考えれれますし、立地条件でも、近隣の建物当の影響で影になりやすいところよりも、影になりにくいところの方が発電量は多くなると考えられます。

 

そして、ソーラーパネルを設置する屋根も太陽光を受けやすい南向きの方が発電量が大きくなりますし、屋根も小さいよりも大きい方が多くの発電量が望めるのです。

 

つまり、いかに太陽光を多く受けることが出来るかが、効率的なソーラーパネルの発電行うための重要ポイントとなってくるというわけです。

 

そして、ソーラーパネルのメカニック的な面も見逃すことはできません。

 

そこで注目してもらいたいのが条件要素のAです。

 

ソーラーパネルは高温になるほど発電効率が落ちるという性質があるので、九州や沖縄などの高温な地域よりも、気候的に涼しい北海道の方がメカニック的には優れた発電効率を発揮することとなります。

 

つまり、ソーラーパネルの発電量は全てにおいて地域性という面が、大きな影響を及ぼすこととなってくると考えられるのです。

 

各地域の年間発電量について

 

それでは各地域の年間発電量はどのようになっているのでしょうか?

 

設置条件を同じくしたあるメーカーの5.0kwシステムでの発電量は、

 

(北海道・東北)

 

札幌市5474kwh

 

青森市5075kwh

 

秋田市4944kwh

 

(北陸)

 

新潟市4979kwh

 

金沢市1969kwh

 

(関東)

 

さいたま市5584kwh

 

水戸市5581kwh

 

府中市5439kwh

 

横浜市5560kwh

 

(中部)

 

岐阜市5877kwh

 

静岡市5994kwh

 

名古屋市5882kwh

 

(近畿)

 

京都市5213kwh

 

神戸市5648kwh

 

大阪市5429kwh

 

(中国)

 

松江市4967kwh

 

鳥取市5000kwh

 

広島市5809kwh

 

(四国)

 

松山市5807kwh

 

高知市6119kwh

 

(九州・沖縄)

 

大分市5509kwh

 

熊本市5702kwh

 

福岡市5456kwh

 

那覇市5410kwh

 

となっています。

 

地域性の問題を考えれば、もっと大きな差が出てきそうなものですが、事実は上記のように大きな発電量差が出ていないのが実情です。

 

つまり、効率的な発電量維持の対策がとられていることもさる事ながら、地域性に大きく影響されないソーラーパネルの性能の高さが実現されていることで、発電が不利と考えられる地域性の問題が大きく改善されているというわけなのです。

 

日照時間の影響と日照時間ベスト・ワースト3の県・地域は?

 

ソーラーパネルの発電量は日照時間の長さによって大きく変化してきます。

 

日照時間が長ければ長いほど、ソーラーパネルはより多くの発電量が期待できるのです。

 

ですから基本的にソーラーパネルの発電量は、日照時間が短い日本海側や東北・北海道よりも、日照時間が長い太平洋側や九州・沖縄の方が多くの発電量が期待できると考えられます。

 

しかし、発電量が期待できると考えられる九州でも雨や曇りの多い山岳部では日照時間が短くなってくるというように、太平洋側や九州・沖縄が必ずしも発電に向いている地域であると断定することはできないのです。

 

これは日照時間の年間ランキングの事実がしっかりと物語っており、その年間ランキングは、

 

・ベスト3

 

@山梨県(2358時間)

 

A静岡県(2269時間)

 

B埼玉県(2255時間)

 

・ワースト3

 

@沖縄県(1539時間)

 

A山形県(1664時間)

 

B青森県(1669時間)

 

となっています。

 

ベスト3に西日本が選ばれていないことも驚きですが、ワースト1位に一番期待できそうな沖縄が選ばれていることも驚木ではないでしょうか?

 

つまり、お住まいの地域の発電量が期待されるという基本的な考え方とその事実とでは大きな隔たりがでることも珍しい話ではありません。

 

ですから、お住まいの地域がソーラーパネルの発電に向かないと安易に予測するのではなく、しっかりと日照時間を確認する必要があるというわけなのです。

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