Qセルズの太陽光発電

太陽光発電比較探検隊

Qセルズの太陽光発電

寒冷地から生まれたドイツ発の製品

 

勤勉でまじめで正確 であることにこだわりをもつドイツ人気質というのは、しばしば日本人の気質と比較され“似ている”と評されることがあります。Qセルズのソーラーパネル(太陽電池セル)は、そんなドイツ人技術者の手によって生まれた製品です。高い品質と性能は、1999年にドイツで太陽電池メーカーとして操業を開始した企業ですが、すでにドイツでは業界屈指の企業として名を馳せています。何よりも説得力があるのは、同社の研究開発拠点が北緯51度という寒冷地のライブチヒというところにあり、気象条件としては、気温低下で曇天の日が多く、日照時間は極めて少ないという、過酷な条件下で繰り返し研究開発が行われてきたことでした。年間の平均気温はおよそ8℃と低く、日本であれば海水浴シーズンであたる夏場でも気温が30℃以上になることはごく稀というエリアです。ライブチヒの冬場の最低気温は、記録によれば-24.1℃(1987年)。これは日本の北海道よりも北にある都市として理解できるような気温でもありますが、温暖化の影響で冬でも温かい日が多い最近の北海道にくらべると、はるかに厳しい環境にあります。

 

過酷な条件下を敢えて選択

 

このような自然環境をわざわざ選んで、ソーラーパネル(太陽電池セル)の研究開発を行ったこと自体がドイツ人らしい潔癖さですが、そうであるからこそ品質にうるさい日本の消費者にも受け入れられてきたのだろうと思えます。日照時間の極めて少ない場所で実施される研究は、たとえばモジュール開発における受光テストや発電効率、発電量・発電力などの基本性能の過酷な反復実験と評価テスト。ただでさえ厳しい条件下にあるにも関わらず、敢えて早朝や曇りの日を選択し、データを収集しては改良・改善を繰り返してきたといいます。日本人の中には、「日本には春夏秋冬という四季の変化があり、最南端の温暖なエリアから最北端の極寒のエリアまであるから、気象条件はもっとも厳しい」という見方がありますが、ドイツのライブチヒの気温・気候をみる限りでは、北海道よりも厳しく過酷な開発環境にあるといえます。それ故に、たとえばソーラーパネルを設置する屋根の向きが西向きであっても東向きであっても「高い発電力を発揮する」という同社製品に対する主張には信じるに足る説得力を感じるのです。

 

2年連続、生産量世界ナンバーワン

 

Qセルズのこのようなバックヤードから生まれたソーラーパネル(太陽電池セル)は、低照度条件でも高い発電力を有することが認められ、2007年、2008年には2年連続して「太陽電池セルの生産量において世界第1位の実績」を記録しています。日本人としては少し残念なことでもありますが、環境保全の産業分野ではトップの地位にありつづけたドイツの太陽電池セルが世界市場に受け入れられたのは、ごく当然のストーリーであったかもしれません。日本は国内市場においても頭打ちの状態にありますが、世界戦略に長けたドイツのQセルズは、開発当初から目線をワールドマーケットに置いていました。それを裏づけるのがQセルズの研究開発センターの拠点づくりで、同社は狙いを定めた主要各国にR&Dセンターをもち、拠点のある国の環境基準や法規制にあわせた開発をすすめてきました。もちろん同社は、この太陽電池セルをはじめソーラーパネル、太陽光発電システム全体におよぶシステム開発や製品開発を実施しており、今後のシェア争いにおいてももっとも有望視されている企業の1つにあげられています。

 

絶対の自信によってカバーされた長期保証制度

 

Qセルズの太陽電池モジュールには、業界最長ともいえる25年間もの長期出力保証が付加されています。同社独自の基準なので詳しいデータの前提条件などはわかりませんが、「10年で公称最大出力の91.6%、25年で公称最大出力82.6%の製品保証」とも訴求しています。その他、太陽光発電システム の関連部材であるソーラーパネル、パワーコンディショナー、接続ボックス、さらにカラーモニターや架台、金具部品にいたるまで、自然災害によって発生した損害にも自然災害補償制度で対応しているといいます。絶対の自信によってつけられたこれらの制度は、製品とともに日本の消費者にも受け入れられています。